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Amebreak AWARDS 2010(7/8)
BEST MIXTAPE ALBUMS

 2010年5月3日のライヴ以降、一時的な活動休止期間に突入したJUSWANNAのMEGA-G主導によるミックスCD。ヘッズなら誰もが 笑ってしまうような強烈すぎるジャケも含め、“やったモン勝ち”的なアイディアを豪華ゲストとともに形にした一枚。もちろん、日本語ラップ愛とウィットに満ちたその内容も素晴らしいもの。(吉橋)


 (世間的には)無名なアーティストがその名を上げるためにフリーのミックステープや楽曲を積極的に公開するという流れは、もちろんUSシーンの存在も大きいが、AKLOが「2.0」で得た評価とその後の知名度の高まり/SEEDAやL-VOKALといったフックアップの増加に触発されたという人も多いだろう。ビート・ジャック物で現行ビートに対するフィジカルの高さを見せつけた彼。来年リリースされるというオフィシャル・アルバムではどんなラップを聴かせてくれるのか?(伊藤)


 今年最も大きな話題を呼んだビート・ジャック物のひとつ“TEQUILA, GIN OR HENNY”やオリジナル曲“GROUND ZERO feat. KEN-U, KGE THE SHADOWMEN”“ASIAN CHICKS (PAY)”といった楽曲でも、オフィシャル・アルバムとはまたひと味違うSIMONの魅力が発揮された一枚。ミックスを担当したDJ TY-KOHも今年の重要人物のひとりとして名が挙がるべきDJ!(伊藤)


 LATIN QUARTER (PPP)/MATSUMOTO HISATAAKAA/SKYFISH等々といったお好きな人にはたまらない豪華面子がZEN-LA-ROCK楽曲をリミックスし、ミックスとしてまとめた本作。極上の野放図ファンクが味わえる逸品!(高木)


 「THE SQUALL」から僅か数ヶ月でドロップされたSQUASH SQUADのミックステープは、ICE DYNASTY“FRESH”といった最新日本語ラップからUS物のビート・ジャックまで手堅く乗りこなし、“冷血”のリミックスではなんとNIPPSとの共演まで果たす。(伊藤)
 

より幅広くなった2010年のミックステープ・カルチャー

高木「では次はそのミックステープ部門ですが」

伊藤「ちょっと説明すると、ミックステープ・アルバムって括ってるけど、売り物のストリート・アルバム的なものもフリー・ダウンロードのミックステープ・アルバムも同列に扱ってます。その意味では売り物部門の1位が『BASIC TRAINING』で、フリー・ダウンロード部門の1位が『2.0』だったなと」

高木「『2.0』はビート・ジャック物だし、『MASH-LA-ROCK』はリミックス・アルバム的な構成だし、この部門は性質の違うアルバムばっかりだから、順位はついてるけどあまりそれは重要ではないということで」

伊藤「ただ、その中でも『BASIC TRAINING』はこだわりっぷりが異常な密度の作品だったし、『2.0』は非常にフリー・ダウンロードってカルチャーを象徴した作品になってるよね。AKLOの場合はとりあえず出すっていうより、それがどう影響を与えて、商業的な意味も含めて自分の今後にとってどう作用するかを考えてる。そういう戦略性や開拓性を彼には感じるな」

吉橋「その意味では、さっきの『何でもあり』をうまくコントロールして面白いことを出来た人がこのチャートでは評価されてますね」

伊藤「SIMON & DJ TY-KOHも“TEQUILA, GIN OR HENNY ”っていう今年を象徴するビート・ジャック曲を生み出したし、ミックステープとしても完成度が高かった。それから、選外だけどham-RやKLOOZ、CHERRY BROWNのミックステープもそれぞれのスタイルがあって良かったな。新しいことにどん欲な感じで」