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Amebreak AWARDS 2011(5/8) BEST PRODUCERS


SIMON“ZOO ROCK、”Zeebra“FIGHTER'S ANTHEM feat. ANARCHY”、MIKRIS“UMBRELLA”、NORIKIYO“秘密”、DJ HAZIME“そしてまた歌い出す feat. RHYMESTER & PUSHIM”、SALU“TAKING A NAP”……軽く思いついただけでもこれだけあったが、今年は多くのアーティストがBLにしか出せないハイクオリティ/ハイファイ/ハイブリッドな「あの音」を求めてこぞって彼にオファーをした一年だったと言えよう。来年は自身主宰レーベル:ONE YEAR WAR MUSICも本格始動。いちいちキラー・フックを生み出す彼と「近しい」存在のシンガー:H.TEFLON含め、ますます手がつけられなくなりそうな勢い!(伊藤)
 
 

これまでも様々なプロデュース・ワークでその存在感を高めてきたが、S.l.a.c.k./ISSUGIとのSICK TEAMでそれを更に大きなものとし、オリエンタルなネタ使いと独特のビート感でその手腕を遺憾なく発揮した「BLUNTED MONKEY FIST」でその名前を確かなモノとしたBudamunk。グループ:Keentokersを組んでいたOYGのアルバム・プロデュースなど2012年も刺激的な仕事が続きそうだ。(高木)
 
 

SIMON「TWICE BORN」のサウンドをBACHLOGICと共に手掛け、BLに引けを取らない現在進行形サウンドを提示したというのが今回のチャート入りの大きな理由。他にも「NEVER BROKE presents SPECIAL DELIVERY」で2曲、DOBERMAN INC「ONE」で2曲、MATCH「GREEDY」でも2曲提供し、意外なところでは環ROY「あっちとこっち」でも2曲手掛けた。(伊藤)
 
 

HI-DやTWO-Jといった自身も所属するHOOD SOUNDのリリース群はもちろん、AK-69やSAYらへの楽曲提供、さらに人気シリーズ「LocoHAMA CRUISING」関連作のリリースなど、いわゆるウェッサイ方面でもさすがの多忙ぶり。加えて2011年は、OZROSAURUS “PROFILE”を筆頭に、RHYMESTER “フラッシュバック、夏。”のリミックスや自身名義のヒット曲“4 MY CITY”のリミックス・ワークなど、スタイルの垣根を越えた動きにも目を見張るものがあった。(吉橋)
 
 

盟友D.Oのアルバム「ネリル&Jo」並びに「イキノビタカラヤルコトガアル」での楽曲プロデュースはもちろん、同クルー(B.C.D.M.)であるDJ NOBU a.k.a. BOMBRUSH!のミックスCD「YOU KNOW HOW WE DO」ではフリースタイル・トラックを提供。その他にもRAU DEF“DYNA MIC”など主要作で、そのクレジットを目にした一年。サンプリングから弾きのトラックまで、大きな振り幅も見せてくれた。(吉橋)
 
 

ベスト・プロデューサー

伊藤「やっぱり、ベスト・ソング部門でも話したけど、目立ったアンセムがなかったこととも繋がって、今年は圧倒的な仕事量をもってして『この人が本当に活躍したな』って感じさせられたプロデューサーは、BACHLOGICぐらいしか挙げられなかったな。その理由は、例えばSIMI LABみたいに、自分たちやその周辺でトラックを賄える人が増えた分、職業的なプロデューサーに今までより仕事が回らなくなったり、提供の数が減ったんじゃないかなって。そうなることによってプロデューサーっていう存在が目立ちにくくなったのかなって」

高木「もちろん、面白いなっていうトラックもいっぱいあるんだけど、『ベスト・プロデューサー』に選できるぐらいの仕事量をしている人はやっぱり減ってるのかな。MUROやBLみたいに、アルバム一枚ごとプロデュースっていう形なら目立つけど、そうじゃないとちょっと埋もれてしまいがちな感じはあるよね」

伊藤「I-DeA君もインタビューで言ってたけど、制作予算が少なくなってる現状を踏まえると、プロデューサーがビジネスとして成り立ちにくい状況なのかもしれない。だから『こんな豪華なプロデューサー陣が!』っていう作品も昔ほどないしね。その状況の中でもやっぱりBLは『BL印!』っていう作品を出せてるのがスゴいよね。自分の音がある。それにラップも歌もディレクションできるっていうのは、プロデューサーのあるべき姿なんじゃないかなって」

高木「Budamunkの活躍も目立ったけど、彼はトラック・メイカーであり、アーティストであるっていう感じだよね」

伊藤「それでいうと、この中で『プロデューサー』っていうのはBLとDJ PMX、そしてJIGGだね」

高木「DJ PMXはDS455やBIG RONなどのHOOD SOUND系のアーティスト、それからソロでの“4 MY CITY”に加えて、オジロの“PROFILE”、RHYMESTERの“フラッシュバック、夏。”のリミックスって、毎年のことだけど本当に仕事量が多かったよね」

伊藤「BLやDJ PMXみたいな仕事量の多い人がどんどん進化していくのは当然で、単純にプロデュースに専念できるだろうし、お金が入ってくるからその分を機材や制作環境に回せて、更に新しいサウンド作りが出来る。それは日本だけじゃないと思うんだけど、だからこそ、トラック提供以上の人が出てきづらいのかね」

高木「来年に期待するとなると、YASTERIZEとLIL'諭吉かな」

伊藤「OTOWA BEATSとか、フリー・ダウンロード界隈の人達に正規仕事が増えたら面白くなるよね」