出張@hiphop_hype VOL.9 |
DATE : 2012/01/24 |

洋楽HIP HOPを中心に、それにまつわるヨモヤマなネタをTwitter上でつぶやいている『@hiphop_hype a.k.a. トリプル・H・マフィア(自称&通称:HHH)』がAmebreakのコラム・スペースをジャック!日々だらだらと放たれている数多くのTweetの中から、月2回のペース(予定)で、ホットなトピックをHHHの独断と好みによるセレクト&加筆でまとめてみる本企画。tweet同様ゆるい感じでお届けできればと思っていますので、毎日twitterなんかチェックしてらんねーって方には最適、かも?
(※なにぶんRAWなネタゆえ、リンク切れなどあるかもしれません。その辺はご了承ください。)
選&文:TRIPLE H MAFIA(@hiphop_hype)
01:コモン x ドレイク (Common x Drake)

盛り上がってるのかどーか、イマイチわかんないコモンとドレイクのバトル。一応軽く復習しときますと・・・
・コモンが最新作収録の“Sweet”で甘くてソフトなラッパーをディス
↓
・ドレイクがLAで行なわれたイベントで文句あるなら目の前で言え、と応酬
↓
・コモンがラジオでディスにはドレイクも含まれていると発言
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・ドレイクが客演したリック・ロス“Stay Schemin”でアンサー
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・コモンがその“Stay Schemin”をジャックし、さらにアンサー(Link)
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・バードマンが一連のバトルについて、戦うつもりはないけどドレイクをサポートすると発言
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・コモンが、YMCMBがクルーで挑むならG.O.O.D.ミュージックとして対抗する旨を示唆(ただし、あくまでドレイクとの1対1のバトルだ、と)(Link)
コモンがフリースタイルで追撃するも、ドレイクからのアンサーがなければバトルは終了、だと(Link) ← イマココ
他にもドレイク側はウィーケンドやプロデューサーのノア'40'シェビブが(Link)
コモン側はプッシャ・Tが(Link)
各々援護射撃したり、コモンの“Stay Schemin Remix”でのパンチライン「Canada Dry」をプリントしたTシャツが出たり(Link)、と外野も軽く盛り上がりを見せています。
コモンの新作セールスの不振によるパブリシティ・スタントだ、とか、コモンの元ガールフレンドのセレーナ・ウィリアムズが原因だとか(コモンは否定)(Link)色々と言われてますが、実際ドレイク側はあんまやる気ないような気もしますよね。
02:カーコ・バンズ (Kirko Bangz)

昨年、“Drank In My Cup”をストリート・ヒットさせ、一気に注目を集めたテキサスはヒューストンの新鋭ラッパー、カーコ・バンズ(カルコ・バンズ?)がドロップした最新ミクステがヤバめっす。
その“Drank In My Cup”でも解かるように、歌うような甘めのフロウや声質はちょいドレイクに似てる気がしなくもないですが、それを意識してなのかミクステの一曲目はドレイクも客演したDJキャレド“I’m On One”のジャック。
とは言え、ピンプ・Cのクラシック“I’sa Playa”をジャックしたり、スクリュー・チューンがあったりとドープなH・タウン・スタイルで構成されており、好きモンならば間違いない内容になっております。
早くもジョニー・リップなるダラスのDJによるスクリュード版も発表されてますが、これは思わずスクリュードしたくなっちゃう作品なののかもしれないっすね!(Link)
03:カードー (Cardo)

先日の「INSIDE OUT」 @ block.fmでの拙者のコーナーにて、ガーッと喋くり倒してしまったのでおさらいを。
ウィズ・カリファの名ミクステ『Kush And Orange Juice』(未聴の方は今からでもちぇき!(Link))や先日のカリファ&スヌープ・ドッグのコラボ・サントラ『Mac & Devin Go to High School』といったカリファ作品を中心にマック・ミラーやキラ・カイリオン、スモーク・DZA、ビッグ・ショーン、フレディ・ギブス、ドム・ケネディ、フィル・アデなどなどなど、新世代勢を中心に地域やクルーの枠を超えて幅広い仕事をこなしているテイラー・ギャング所属のプロデューサー、カードー。
それらの作品を聴けば解かると思いますが、西っぽいメロウな作風が特徴で、最近DJクイックのクラシックなインスト・シリーズ“Quik’s
Groove”(日本のヒップホップ・ファンにはDJ PMXのナイスなシリーズ“Pubb’z Groove”でもオナジミ?)(Link)のオマージュ的なインスト曲“Cardo’s Groove”を発表してましたし、クイックの影響が結構強いのかも。
個人的にはボス・ホッグ・アウトロウズのLE$が昨年発表したミクステ『Settle 4 Le$ v.2』収録の“3rd Coastin”
feat. キラ・カイリオン&ポール・ウォール(Link)が好きっす。
今後もエイサップ・クルーやカレンシー、クール・キッズらとのコラボ曲がリリース予定(Link)らしいので、カードーの名前を覚えておいて損はないかもしれませんぜ!
04:フラットブッシュ・ゾンビーズ (Flatbush Zombies)

同じく先日の「INSIDE OUT」で渡辺志保さんもピックしていたフラットブッシュ・ゾンビーズにハマってる方、多いんじゃないでしょーか。
その名前のとおりNYブルックリンはフラットブッシュ地区を拠点とするユニットで、所謂フラットブッシュ伝統のゲトーなハードコア・ヒップホップというよりも、最近この地区にも台頭してきているらしいヒップなコミュニティから登場したのでは、というお話。
あえてリンクは貼りませんがオフィシャル・サイトのセンスも、オシャレっつーかエログロ全開のクレイジーな感じだし、サウンド的には違うけど同じブルックリンのネクロ辺りに近いスメルを感じます(Link)。
ナニワトモアレ、妙にハマっちゃう“Thug Waffle”と言い、気になる連中っすね。
05:オッド・フューチャー (OFWGKTA)

オッド・フューチャーの新作リリース情報、キタ!
新たに契約したSONY傘下の配給会社REDより(リリース元はオッド・フューチャー・レコード)、タイラー・ザ・クリエイターやフランク・オーシャンら、各メンバー個々の新曲も収録した最新作『OF Tape Vol. 2』を3/20にリリースするとアナウンス。そのリリースに合わせたプロモ・ツアーも北米~UKで行なうらしいですが、その流れで是非再来日もお願いします!
また、5月にはタイラー・ザ・クリエイターの新作『Goblin, Wolf』、夏にはメロウハイプの新作『Numbers』、と各リリースが同時にアナウンスされており、待たれているフランク・オーシャンの新作(今春リリースって噂)と合わせて、とりあえず今年の春~夏はオッド・フューチャー関連作品がマーケットをにぎわせそうな予感。
ちなみにオッド・フューチャーとしては4月にカリフォルニアで開催される人気フェス「The Paid Dues Festival」へウータン・クランやリヴィング・レジェンズらとともに出演が決定しとります。このメンツもヤバす(Link)!
さらにオッド・フューチャー関連ではシド・ザ・キッドとマット・マーシャンによる話題のユニット、インターネットのデビュー・アルバム『Purple Naked Ladies』から新たに公開されたPV“Fastlane”も話題に(Link)。
06:レス (LE$)

カードーのトコでも軽くピックしたボス・ホッグ・アウトロウズのLE.$(「レス」って読み方だと思いますが、味気ないんでLE$と記載しやす)が、昨年発表した素晴らしいミクステ『Settle 4 Le$ v.2』に続く最新ミクステ『Menace』を早くも用意!しかもウェッサイ・クラシックのジャックが中心っつー情報もアリで、これは楽しみすぐる(Link)!先行で発表された“Beautiful”もマチガイナイっすねー。
ちなみにその『Settle 4 Le$ v.2』も色んなトコで2011年のベスト・ミクステに選ばれてましたんで、未聴の方は今からでもちぇき(Link)!
んで、カラーはちょいと違いますが、同じボス・ホッグ・アウトロウズのM.U.G(「マグ」って読み方だと思いますが、味気ないんでM.U.Gと記載しやす)も最新ミクステ『Money
& Pain』を用意してるとか(Link)。
また、そのM.U.Gに御大スカーフェイスをフィーチャーしたスリム・サグの「Thug Thursday」企画の新曲“Chase”も発表されとりました。ドープ(Link)!
07:MCエイト(MC EIHT)

出る出ると噂されていながらも、ここ最近は音信が途絶えていた西のレジェンドMCエイトのDJプレミアのレーベル、Year Roundからの新作ですが、久々に動きあり!いつも間にかタイトルも当初アナウンスされていた『Where U Goin 2』から『Which Way Iz West』へ変更になったようで、届いた新曲もDJプレミアのプロデュースではなく、エイトのミクステや昨年発表された“Where U Goin 2”(Link)を手掛けていたオーストリアのプロデューサー、ブレンク・シナトラ(Brenk Sinatra)の手によるモノではありますが、変わらぬエイト節が聴け、ファンならばマチガイナイかと!今年こそはアルバム・リリースに漕ぎつけていただきたい!
08:ブラック・ヒッピー (Black Hippy)

ケンドリック・ラマー、ジェイ・ロック、スクールボーイ・Q、AB・ソウルによる注目のウェストコースト新世代ユニット、ブラック・ヒッピー。出世頭であるコンプトンのラッパー、ケンドリック・ラマーは、ジャズト・ブレイズやヒット・ボーイらが参加しているという待望のデビュー・アルバムをついに完成したようで、あとはリリースを待つだけ、という状況だとか。待ち遠しい(Link)!
そしてスクールボーイ・Qは昨年リリースされた好盤『Setbacks』に続く1年ぶりとなる新作『HABITS & Contradictions』を先日リリース。当然そこにはブラック・ヒッピーの面々、ラマー、ジェイ・ロック、AB・ソウルが参加していますが、中でも話題なのはエイサップ・ロッキーとのコラボ“Hands On The Wheel”でして、早くもスモーキーなPVも公開 (Link)!
さらに先日LAで行なわれたスクールボーイ・Qのライブにエイサップが飛び入りし、早々ライブで披露されたとか!見れた方、裏山!(Link)
AB・ソウルも新曲を発表しているので、スクールボーイ・Qに続き新作orミクステがカミングスーンなんですかねー。(Link)
また、彼らとは近しい関係にあるシカゴ出身のシンガー、BJ・ザ・シカゴ・キッドもデビュー・アルバム『Pineapple Now-Laters』を来月リリースするようで、先行カットされてる曲はどれもこれも高水準。中でもラマーとのコラボ“His Pain”が渋すぎ!(Link)
09:ファースト・サーヴ(First Serve)

新作『You’re Welcome』を制作中と伝えられていたデ・ラ・ソウルですが (Link)、メンバーのポスとデイヴによる2MCでの新グループ、ファースト・サーヴ(First Serve)の結成が唐突にアナウンス!
新曲に加え、ミクステ『The Goon Time Mixtape』もドロップし (Link)さらに最新PV(ショート・コント?)“Mrs. Whitter”も公開 (Link)。そして4月にはフル・アルバムのリリースも予定されているってことなんで、楽しみっすね!
で、デ・ラは…?
10:ニプシー・ハッスル (Nipsey Hussle)

昨年12月に行なわれた来日公演も記憶に新しいニプシー・ハッスル。拙者は東京・渋谷で行なわれた公演を見に行きましたが、タイトかつスピーディーで手抜き感一切ナシのステージングでバッチリでした。東京以外に名古屋、そして福島公演が行なわれましたが、新たに公開されたPVはその来日期に撮影された映像を元に制作。当然、福島を訪れる様子もフィーチャーされております。ナフ・リスペクト!
【HHH Throwback】 コンプトンズ・モスト・ウォンテッド (Compton’s Most Wanted)
MCエイトとDJプレミアの組み合わせに違和感を抱く方ももしかしたら居るかもしれませんが、実はコンプトンズ・モスト・ウォンテッド(CMW)としてエイトがデビューした頃からの付き合いという旧知の仲(こちらのエイトのインタビューでも語られています)。
92年(20年前!)にはCMWの“Def Wish II (East Coast Gang Starr Re-Mix)”がリリースされてますし、記憶に新しいとこではプレミアが手掛けたブラック・ポエット“Ain’t Nuttin’
Changed”のリミックスにエイトが参加したり (Link)。
なわけで、古くからのエイト~CMW/プレミア・ファンにとっては、エイトのYear Roundからの新作リリースは胸アツなトピックなのであります!早く出ないかなぁ~。
【fat mixtape】
フューチャー(Future) 『Astronaut Status』 (Link)
“Tony Montana”や“Magic”のストリート・ヒットでオナジミな注目ラッパー、フューチャーが来月リリース予定のメジャー・デビュー・アルバム『Pluto』の前哨戦としてドロップした最新ミクステ。それらの楽曲で聴けた、ちょいオートチューンがかった鼻づまり気味なフューチャーのシンガロング・フロウはクセになりますね。エイコンみたいなキャラに化ける可能性もあるのかも?
マーカス・マンチャイルド(Marcus Manchild) 『Space Jams』 (Link)
元ボス・ホッグ・アウトロウズの中核メンバーだったキラ・カイリオン率いるAMG所属のラッパー、マーカス・マンチャイルド。本作からの先行カットとしてエイサップ・ロッキーを揶揄した“Purple Swag”ジャックも話題となりましたが、ジャック系を中心に構成された本作でもオープナーのビッグ・ショーン“Dance(A$$)”ジャックから、同郷の大先輩E.S.G.辺りを彷彿させる持ち味の猛スピットを披露。上述したカーコ・バンズと言い、若手の層も厚いH・タウン・シーンが今年はヤバそうっす。
ドロップライフ(DropxLife)『Furthur』 (Link)
ドロップライフ?ドロップ・バイ・ライフ?ドロップ・タイムス・ライフ?ドロップ・エックス・ライフ?なんて読むのかイマイチわからんですが、ウィーケンドの昨年末にドロップされた最新ミクステ『Echoes of Silence』収録の"Initiation"をコ・プロデュースした方(々)のミクステ。ムードは正にウィーケンドのそれ。
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