SIMON |
DATE : 2011/06/10 |
インタビュー:伊藤雄介(Amebreak)
「前作から3年経って良いことばかりじゃなかったからこそ見えたことがあって。だからこそ良い意味でもうそんなに時間はないな、って思えるようになったし、いろんなヤツが出て来る中で自分をどう表現していくのかなとか、『ラッパーとして絶対やっていくぞ』っていう気概はより強くなりました。シーンというものを見てる自分というよりは自分自身がラッパーとして生きていく上での覚悟が今回のアルバムには出てると思いますね」
前作「SIMON SAYS」から3年。昨年大きな話題となった“TEQUILA, GIN OR HENNY”(以下“テキジン”)を経て、ついにSIMONがニュー・アルバム「TWICE BORN」をリリースした。「新しくありつつ、クラシカルである」……言葉で言うのは容易いが、それを実現できているHIP HOPアーティストはそう多くない。果敢にもそんな命題に真正面から取り組んだSIMONは、メイン・プロデューサーを務めたBACHLOGICとJIGGの助けも加わり、現時点で彼の最高の回答を示したと思う。
前作時のインタビューで筆者はSIMONを「“次世代”という言葉が似合うラッパー」 と書いたが、今作で彼は完全に“現世代”として、新世代/旧世代どちらの世代にも自らの作品の基準を考え直させるきっかけになる、マイルストーンとなるアルバムを完成させた。SIMON自身にもその手応えと確信があることは、以下の発言からも明らかだ。
■簡単にここ1年を振り返ると“TEQUILA, GIN OR HENNY”と、ミックステープ「TEQUILA, GIN OR HENNY THE MIXTAPE」が大きな話題を呼んだね。
「“テキジン”は僕らの予想以上にクラブでかかって、あの曲を出した後のツアーで全国を廻ってみても明らかに反応が変わってて。『フロアでかかる日本のHIP HOP』みたいなところが自分の実感として得られた一年だったと思いますね」
■あの曲はそれまでのSIMONの曲と何が違ったんだと思う?
「なんでしょうね?みんなのちょっとした意識の変化だと思うんですよね。例えばHOT97でプレイされたっていうトピックがあったからこそだと思うし、逆にそういうのでみんなの意識って変わるものなんだな、って。全てを変えることはまだ出来てないですけど、長年『クラブで日本のHIP HOPがかかるには』という部分でどうしていこうか、と考えてきた自分がいるので、そういったデカいトピックや証拠/結果があることでみんなの意識を変えることが出来るって実感として気づけたのはよかったですね。その反面、あの曲はあくまで(既発曲の)リミックスなんで、そこでジレンマを抱えたというか。オリジナル曲もライヴでやるけどどうしてもハイライトは“テキジン”になってしまって、そこはやっぱ悔しかったですね」
■じゃあ、“テキジン”がSIMONに与えた良くも悪くもな部分が「TWICE BORN」制作のモティヴェーションにも繋がった?
「そうですね。あのミックステープを出した後すぐアルバムの制作に入ったんですけど、ある意味自分の中でハードルが高くなったというか、オリジナル曲で“テキジン”を超えるフロア・チューンを作らなくちゃいけないって、切迫感ではなく純粋にそう思いました。『ここは負けられないな』って。だから、3年振りにSIMONがオリジナル・アルバムの中から先行でカットする曲は絶対フロア・チューンでいきたいっていうのは(今作のメイン・プロデューサーの)BACHLOGICとJIGGに話して」
■それが“Zoo Rock”になった、と。
「自分的には“Zoo Rock”でそのハードルは超えられたかな、って。新しい価値観というか、『SIMONここにあり』みたいなのがオリジナル曲でサブライズ込みで出せたかな、って思います」
■オリジナル・アルバムで言うと「SIMON SAYS」以来3年振りとなるわけだけど。
「『SIMON SAYS』を出した後に自分の中で空っぽになっちゃって。『これからどんなトピックを歌っていけばいいのか』とか『これからどんなアーティストになっていけばいいのか』っていうところが見えなくなって、平たく言うとスランプになっちゃったんです」
■それは要するに“Be Me”で歌っている「10年経った2009/あの頃の理想に近付いてたのは確か/目まぐるしい環境の変化/得たモノの代わりに何を失った?/大切な何かを忘れちまった 大事な何かを置いてきちまった」ということだよね。
「“シーン”というものに対する自分の立ち位置だったり責任感/期待だったりとかに応えるという部分を考えすぎちゃって、音楽に対するピュアな気持ち——『なんのためにラップをやってるのか』っていうところを見失ってしまったんです。みんなが期待してくれたのは嬉しかったし、そこが自信にも繋がったけど、それによって失ってしまった部分もあったと思うんですよ。あと、『SIMON SAYS』はあのときの時代/スタイルで出せるベストのものは出せたと思うんですけど、それが評価に繋がらなかったという気持ちがあって。だけど、逆に言うと“評価”を気にしてる自分というのが音楽に対してピュアじゃないっていうのも感じてしまって」
■“Zoo Rock”で「優等生とかクソ食らえ」って言ってるのは、これまでの自分のスタンスに対して言ってるというのもあるのかな?
「そういうのもあるんですけど、あの曲の“優等生”は音楽的なことで。よく“王道感”ということを自分の音楽に対して言ってくれる人が多くて、それはそれで嬉しいんですけど、やっぱその先にある“新しい”アプローチを自分のHIP HOPとして出していきたいっていう意味で『優等生ではない』って言ってるんです」
■“Be Me”では、スランプに陥ったSIMONが答えを求めてNYに旅立ったことについても描かれているけど、渡米が何か気付きを与えたというのはある?
「二ヶ月くらい行ってたんですけど、レコーディングとかの目的もなく行ったから凄く長い二ヶ月で、一回自分のピュアな気持ちを思い出したくて。自分の原点があるのがNYだと思ったんで行ったんですけど、行って思ったのはあそこにいる人たちみんなが自分の人生を楽しんでいるということ。NYのそういった空気感の中で自分のことを見つめ直すことが出来ましたね。見つめ直した結果、自分に対して正直になるべきだと思ったし、細かいことはどうでもよくて、HIP HOPを始めた頃のあの初期衝動に立ち返れて肩の荷が降りました。正直時間もあまりないというか、自分もどんどん歳を重ねていく中で『じゃあ自分がどんな音楽をやりたいか』っていうのを噛み砕いたら、やっぱりフロア・チューン/クラブでかかってるものをまた作りたいと思えてきた」
■ミックステープに入っていた“ASIAN CHICKS (PAY)”を聴いたときに「SIMON変わったな」って思って。あそこまで自分の“素”に近い曲はそれまでなかったと思うし。
「あの曲に関して言うと、普通に僕らフィリピン・パブとかに行くのが好きっていうのがあって(笑)。NYに行って思ったのは『どんなことでもトピックに出来るな』っていうことで、日常にトピックは溢れてるしそれをどういう風に自分でキャッチして曲に出来るかというのが重要なんだな、って。それまではそういった部分でさえ凝り固まっていたと思います」
■「TWICE BORN」というアルバム・タイトルにはどういう意味があるの?元々“SIMON a.k.a. TWICE”って名乗っていたけど。
「元々“TWICE”っていうのは自分がハーフだっていうところから来てて、ハーフ=二倍だと自分は思ってるんですけど、“TWICE BORN”というのは実際にある言葉で、アメリカの哲学者のウィリアム・ジェイムスという人が言った言葉なんです。『人間はこの世に生まれて来ることが“ONCE BORN”だとしたら、自分の意識や行動が生きていく中で変われた/変わろうとしたときに人間はもう一度生まれ変われる』っていう考えのことで、それが今の自分にピッタリだと思ってこのタイトルを付けました」
■制作陣をBACHLOGICとJIGGで固めようと思った理由は?前作と違う感触になっているのはそこが要素として大きいと思うけど。
「“テキジン”の後に、JIGGが元々メインで一緒に作ろうという話にはなってたんですけど、そういう話をしているときにBACHLOGICから『自分もやりたい』って言ってくれて。自分的に今回は『破壊と創造』というテーマを設けてて、まったく新しいアプローチを出したいと思ってたんです。だから、いろんなプロデューサーから曲単位でトラックをもらって一曲一曲を構築していくというよりは、プロデューサーとディスカッションしながら密に作っていきたかったんです。プロデューサーとして自分が今最もクリエイティヴだと思っている二人だし、彼らのディレクションも客観的に見えてるところから言ってくれたし。……今回のポイントとしては二つあって、まずはダンス・ミュージックとしてのHIP HOPというものを出したかった。もうひとつは内容のあるもの。やっぱHIP HOPの予備知識がないと僕らのようなスタイルってなかなか受け入れられないのかな、って。ほとんどの人がHIP HOPの予備知識がある人に向けてしか作ってないんじゃないかな、って思うんです。それってどんどん間口を狭くしてしまってるひとつの原因だと思ってて、もっと普遍的な、音楽として人に伝わるものがHIP HOPのフィルターを通ってるっていう軸を今回考えたんです」
■個人的にSIMONに対してストリート・アルバム「STREET KNOWLEDGE」の頃から感じていた壁がまさにそこで。SIMONみたいにある種“機能的な”ラップをする人は敢えて内容面を犠牲にする人も多いんだけど、一方でそこを両立できてる人もいるよな、って。特にここ数年、リリシストでありながらクラブ・バンガーを作れる人が増えてきたと思うから、SIMONのようなスタイルは埋もれてしまう恐れもあったな、って。
「ライヴとかでも『俺はここまでやってきたぜ』的なセルフ・ボーストばっかだとお客さんとの対話が出来ない。もっとみんなSIMONは日頃どういうことを思ってたりとか、どういう気持ちや痛みを抱えてこの音源に落とし込んでるのか、っていうところを知りたかったんだろうな、って」
■さっき「破壊と創造」って言ってたけど、一方でちゃんとこれまでのSIMONが辿ってきた流れを踏まえた上で今作を作ってるな、という印象も受けたんだ。もちろんリフレッシュ感はあるし“Zoo Rock”を聴いて新しさを感じた人もいるけど、リリックを聴くとやっぱり10年以上ラップをやってきたキャリアの重みを感じるし、“次世代”と度々言われて来たSIMONではあるけど、バックグラウンドがない新人/若手と比べるとやっぱり立場は違うな、って。これまでの道のりからの断絶はしてないな、と思った。
「確かに断絶はしてないですね。ただ、自分の意識の中での破壊は確実にあって、スタイルとか言葉のチョイスという意味では今までの僕がなければ今の自分はないし。そういった部分をゼロにするという意味での破壊というよりは、今までのものがあるからこそそういったものを破壊できる勇気というか」
■今までとらわれてきた既成概念を?
「そういったものを取り払うという意味合いが強いですね」
■ところで、ギャルネタの曲が結構多いよね?
「多いっすね。まあそこは自分、地で行ってるんで(笑)。でも、ギャル・チューンにしてもひとつひとつ表情が違うというか、それぞれに深みを持たせることが出来たと思います」
■ベタなラヴソングはないもんね。
「“Twice Born”“Change My Life”“Human Nature”で普遍的な要素を出したからこそ、元々自分が持ってるレンジから出してくるものとなるとギャルチューンが多くなってきて。けど、実はそういう曲にも裏側に違うメッセージを込めてたりするんですよ。俺は東京が地元だし、これまでも『東京代表!』的な曲は歌ってきたと思うけど、今回はそういうことをやりたくなかった。もっと東京に潜んでる闇とか、東京が地元の俺だからこそ描けるタッチで東京を表現したかったんです」
■リリックに関してはこれまで以上にだいぶ踏み込んでるよね。リリックの書き方って変わった?
「今回は違いましたね。これまではトラックを聴きながらフロウも考えつつリリックを書いていて、韻を踏むことにこだわっていたんですけど、今回はそれよりも自分のメッセージや思いを伝えるということに重きを置いたんで、それこそリリックを書くときに音を聴いてないぐらいで、自分が歌いたいことを書いて構築していってからフロウを当てるという作業をしたんです。フロウに関しては後づけというか、自分はそこに関しては自信があるからどうにでもなると思ったし、みんなや僕自身が超えたかった部分はフロウじゃなくて内容のあるものを作るということだったんです」
■SIMON的にはBL君とJIGG君にはどういった音を期待して一緒に制作を始めた?
「HIP HOPよりもうちょいレンジの広いものというか」
■“Change My Life”みたいな?
「そうですね。元々エモーショナルなトラックが好きというのもあったんですけど、だからこそ“Best Kept Secret”みたいなゴリゴリなトラックも欲しかったからそういうオーダーもしたりして。HIP HOPなんだけどオルタナティヴな要素が多くて、HIP HOPの中でいろいろ含ませたトラックで勝負をしたかった。例えばAraab MUZIK的なトラックじゃなくてDIDDY-DIRTY MONEYとかB.O.B.とか」
■そこも「SIMON SAYS」と大きく違う部分だよね。「SIMON SAYS」はもっと分かりやすく当時のUSメインストリームHIP HOPサウンドを意識していたと思うし。
「そういったものよりもっと音楽的に強度の高いものを作りたかったし、この二人はそういうのが作れると思ったんです」
■この3年間でラッパーとしての表現力に幅が出て来たというのが「TWICE BORN」を聴くとよく伝わってくる。例えば“Change My Life”のフロウはかなり新しいと思うし、何よりアルバム全編フックで結構歌っているのが象徴的だよね。
「そうですね。歌というか、歌っぽいフロウはUSではもう当たり前というか、まったくそういうことが抵抗のないものになってるし、日本でもそうあっていいと思うんです。ただ、そこも紙一重な話でやりすぎちゃうとよくないし、そこの間を取るようなバランスは今回大変でした。でも、やっぱりキャッチーさをサビに持って来るためにそういった要素を惜しげもなく使ってみましたね。自分の中で『そこはそうじゃないでしょ』って考えにならないで挑戦しました……ラップ自体にも“キー”ってあるじゃないですか。そこにここ3年くらいで気付けたというか。ジブさんと“Reason (Let U Know)”(07年)で一緒に演らせてもらったときに『ラップっていうのは曲に対してキーがあるからさ』って言ってくれたときがあって。でも、僕はそのときはその意味があまり分かってなかったんですよ。もちろん、全然キーを無視していても何故かトラックと整合性があるカッコ良い曲ってのもあって、僕も以前はそういう方向だったと思うんですけど、どんな曲にもキーはあるし、それに合ったラップをしていくっていう作業を自分の中で会得して。それが歌っぽいフロウのフックに繋がっていったんだと思います。だけど、やっぱりBACHLOGICとJIGGの存在もそういう部分でも大きかったですね。彼らはそういったことをロジックで理解しているんで『ここはF#だから』とか、より音楽的な部分を与えてくれたからここまで出来た」
■BL君とJIGG君の共通点は?
「二人とも音楽に対してすごい真面目ですね。あと、音楽に対して素直で努力もしてる。いろんな音楽を聴いててそれを自分の中の音に落とし込むことが出来てる。サンプリングじゃなく“弾き”で表情のあるトラックを作れる二人ですよね。フックに入るときに音が変わる、ってだけじゃなくて、本当に細かく4小節ずつトラックが上下していったりとか、そういう魔法を二人は持ってるので、トラックの表情がすごいあるんですよね。そういった部分を絶対に手を抜かないからマジでストイックですね」
■「使い捨てじゃねえカルチャーを後に繋げたいんた」って“Be Me”で歌ってるけど、確かに「TWICE BORN」からは「最新系のHIP HOP」だけではない、普遍的な何かがあると思う。やはり消費型のHIP HOPで終わらせなかったという思いは今作を作る上であった?
「それは本当にありますね。平たく言うとクラシックを作りたかった。自分の中の歴史に残る一枚にしたかったんです。そのためには内容面や普遍的なメッセージを落とし込むことによって、時代が変わっても僕のメッセージの本質は変わらないっていうか。普遍的な歌詞やメッセージはどんな時代や場面でもリンクしうると思うし」
■例えばそういった“消費型”のHIP HOPのある種の象徴であるフリー・ダウンロード・ムーヴメントについて“DOWNLOAD”で歌っているのも興味深かった。
「自分の中でフリー・ダウンロードに対して思うところがあって。今のHIP HOPゲームにおいてひとつの勝ち上がり方として成立してるっていうことに対してはまったく否定的な意見を持ってはいないんですよ。ただ、クオリティが低いものをポンポン出していって『これが俺の名刺だ』ってやっていくことによってHIP HOPがどんどん薄まっていくというか。クオリティが低い、インスタントなものになってるのが俺はスゲェ嫌なんです。俺はそこの真逆を行きたくて。一曲一曲に対して時間や思いを込めて魂を吐き出してるからこそ一曲一曲が価値あるものであるべきだと思うんですよ、HIP HOPって。その価値をどんどん付けていくというか、それが人の評価だったりするのかもしれないけど、そういうものであってほしくてこの曲を作りたかったんです。そういう曲でフリー・ダウンロードという勝ち上がり方で一番メイクしたAKLOを招くことで、AKLOの意見も反映させて。制作時にAKLOと面白い話をしたんですけど、俺って要は洋服屋上がりとか、渋谷のB・ボーイの最後くらいの世代で。ネットとかまだ普及してない時期にどうやってHIP HOPゲームの中で自分を売っていくのか、ってなったときに大事だったのが『人との繋がり』で。『あの店に行ったらSIMONがいる』とか、そういうところを地で行ったと思ってるんですよ。それはDJ HAZIMEさんがいてくれたからそれが出来てすごく感謝してるんですけど、でも時代は変わって、今はそうじゃないじゃないですか。あのショップにはあの名物店員がいてそいつが夜ラッパーである、っていう昔の形がフリー・ダウンロードに取って代わったんじゃないかな、って。だから、俺はそこを否定していなくて、新しい時代を切り開いたAKLOと、ある意味旧世代というか、ストレートな道でラップを追求してきた僕が意見を交わすことによってフリー・ダウンロードというものに一言申したかったし、それで説得力を持つと思ったんです」
■実際現場にいて、今の自分の立ち位置ってどんなところにあると思う?
「どんなモンなんですかね(笑)?ちょっと分からないですけど、最近の自分としては“シーン”がどうこうっていう視点はあまり持ってなくて、そういうことより自分の音楽がどうあるべきか、っていうことを常に考えてます」
■確かに、そういうことに言及してるのは“DOWNLOAD”と“Change My Life”ぐらいかな。
「シーンに向けてもの申したいというより、もっと広いレンジで。日本全体に対して自分のアップデートした音楽を分かってほしいし、そうすることによって裾野を拡げることになると思うし、それが最終的にシーンというものを活性化させてくれればいい。だけど、最初から“シーン”がどうのこうの、っていう視点を描けば描くほど自分の間口が狭くなるな、って思ったんです。だけど、僕がいるのは明らかに“シーン”なんで、それ自体が全ての証明というか」
■今作の裏テーマとしては、SIMONが今作とこの先のキャリアにかけている“覚悟”が挙げられると思ったんだ。実際、これまでの作品以上に腹を括っているっていうのはあるんじゃない?
「やっぱありますね。前作から3年経って良いことばかりじゃなかったからこそ見えたことがあって。だからこそ良い意味でもうそんなに時間はないな、って思えるようになったし、いろんなヤツが出て来る中で自分をどう表現していくのかなとか、『ラッパーとして絶対やっていくぞ』っていう気概はより強くなりました。シーンというものを見てる自分というよりは自分自身がラッパーとして生きていく上での覚悟が今回のアルバムには出てると思いますね」
INFO
「TWICE BORN」のリリースを記念して6月18日(土)にSIMONが渋谷のクラブ3カ所でショット・ライヴを敢行!以下のパーティに遊びに行けばSIMONのライヴが観れるぞ!
EVENT INFO
「TWICE BORN」 RELEASE SHOT LIVE in SHIBUYA 06.18
日時:6月18日(土)
場所:渋谷club axxcis(『GOLDEN GATE』)/渋谷HARLEM(『Kings Court』)/渋谷LOUNGE NEO(『BON VOYAGE』)
![日本を代表するHIPHOPサイト! Amebreak[アメブレイク]](/common/img/siteTitle.png)
