[EVENT REPORT] |
DATE : 2008/04/07 |
NE-YO最新作試聴会にAmebreakライターが潜入!
文:吉橋和宏
4月2日、NE-YOのサード・アルバム「YEAR OF THE GENTLEMAN」のリスニング・セッションが、渋谷のセルリアンタワー東急ホテルにて行なわれた。世界最速となったこの試聴会では、人懐っこい笑顔で会場に現われたNE-YO本人の解説を交えながら、新作に収録予定の計5曲が発表された。
まずは、失恋で傷ついた友人を優しくフォローし元気付けるポジティヴさと、ロッキッシュ・ビートが印象的なミディアム“SO YOU CAN CRY”。そして2曲目には、マイケル・ジャクソン好きを公言するNE-YOが、マイケルへのオマージュとして制作したという“NOBODY”をプレイ。効果的なファルセットが絡むBPM遅めの4つ打ちビートで、マイケル臭がプンプンするが、「あくまでオマージュだし、マイケルになろうとかマネしたとかいうわけではないよ」という。
続いての“STOP THIS WORLD”はビートのしっかりとしたバラードで、タイトルからも想像できるように、恋に堕ちた時の気持ちや愛の力を歌い上げ、4曲目のスロウ“WHAT'S THE MATTER”では、ロック・フィールドをも股に掛け得る二面性を持った楽曲の可能性を提示。
一方で、フロア映えする倍速ハットにピアノが絡み、“らしい”メロディが乗った最後の“GETTING IN THE WAY”は、「自分らしいサウンドは今作にも入れたかった」という解説通りの、まさにNE-YO印だった。
現状では6月18日リリースというアナウンスがされている「YEAR OF THE GENTLEMAN」に、この5曲すべてが確実に収録されるという保証は今のところまだないようで、「現在のR&Bに欠けている“ジェントルマンの品格”を俺が取り戻したいって思ってるんだ」という作品の全貌が明らかになるのはまだ先。とはいえ、前日のSEAN GARRETTのショウケース時に披露した“ドHOUSE”な先行シングル“CLOSER”(NE-YOのオフィシャル・ホームページにてフル試聴可能)も加えて、最新作の方向性は見えてきた。今までの“キャッチーさ”よりも、“ポップ”方面へと大きく舵を取り、2007年からの流れでもある“他ジャンルへの訴求力”も充分に備えた強力なアルバムになる、とだけは言えそうだ。「黒人だけのアルバムを目指してるわけじゃないし、白人だけのアルバムを目指してるわけでもない。良質のアルバムを目指してるんだ」。この言葉も、それを物語っている。
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